●2019年のREIT市場予測と投資の実践
現在のREIT相場は小康状態になっていますが、国際状勢を見れば投資市場を変動させる要素には事欠きません。
天気予報に例えれば、低気圧があちこちに発生し、それらが合体して大きな台風になる可能性もあり、この先は天候不順が予想されます。
このような状況で2019年の投資市場環境を予測することは難しいですが、REIT市場だけにフォーカスして今後の変動要素を抽出し、2019年の展望とREIT投資のポイントについて解説します。
講師の山崎氏は、2000年よりREIT分析を専門に独立系のREITアナリストとして活動しています。
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■セミナー詳細 |
- グローバル経済環境の変化と、2019年のREIT市場の見通し
米国の自国第一主義の対外政策によって世界の政治経済が不安定になっていますが、 中間選挙後もこの傾向には変化はなさそうです。
そこで、今の状態が続いた場合、グローバル経済環境はどのようになるのか、そしてREIT への影響をどう考えればよいかを独自の視点で解説します。
* 米国の対中政策の影響はどこまで進むか
* 日本を取り巻く課題とその対応について
* 投資家心理はどう変化するか
等の視点で解説します。
次に、REIT市場への今後の影響を短期的変動要因と長期的変動要因に切り分けて解説し、2019年のREIT市場動向を予測します。
- REIT市場の実態
1)REIT市場を動かしている要素
相場の実態を表す分配金利回りデータを活用し
* 分配金利回りの形成根拠
* 銘柄毎の分配金利回り(=投資家の期待利回り)の格差の実態
について解説し、REIT相場を動かしている要素を客観的に把握します。
2)長期目線で見る投資市場を取り巻く環境の変化について
REIT市場はこれからどのように成長していくのか、今後投資家層の変化が期待できるのか等、長期投資に必要な視点について解説します。
* REITの市場規模と上場銘柄数の予測(今後の新規上場銘柄動向を含む)
* データによる現状の投資家層の把握と今後の投資家層の広がりの可能性
3)投資用途別に見た今後の動向
REITが投資しているセクター(オフィスビル、商業施設、賃貸住宅、物流倉庫、 宿泊施設)別に見た現在のパフォーマンス状況と今後の動向についてデータを使って解説します。
- REIT業界の動向
1)今後の金融環境の見通し
REITの収益に大きな影響を与える金融超緩和政策と低金利がいつまで続くのかは重要な視点です。
安倍政権が最後の3年になったことで、アベノミクスによる日銀の金融政策の出口は現実のものとなりましたので、今後の見通しについて解説します。
2)新規上場銘柄について
2017年以降に上場した
* 森トラスト・ホテルリート投資法人
* 三菱地所物流リート投資法人
* CREロジスティクスファンド投資法人
* ザイマックス・リート投資法人
* タカラレーベン不動産投資法人
* 伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人
について、上場後の動きを含めてどのように評価すべきか、また投資家の注意点は何かを解説します。
3)資産運用会社の動向
現在の状況を資産運用会社はどう見ているのかはREITによってかなり偏差がありますが、全体としては難しい状態という見方が大勢を占めています。何故そのような見方になるのかを解説します。
- 個別銘柄の分析
1)個別の銘柄の保有資産と資産運用能力の定性的分析
REIT投資の重要ポイントである資産運用能力は、保有資産の内容や財務内容に端的に反映されますので、これらのデータを使って資産運用会社の実力を客観的に判断します。
2)銘柄別の投資判断に活用出来るデータ分析
REITの現状を把握するデータや指標は各種ありますが、ここでは投資家の投資判断に活用出来るオリジナルのデータを中心に解説します。
- REIT投資の実践
1)毎月分配金を受け取れる投資ポートフォリオ
REIT投資は決算期を分散して6銘柄の投資口を保有することで、毎月分配金を受領出来るポートフォリオが組めますので、このモデルの組み合わせについて解説します。
2)長期投資視点でのポートフォリオ
* 安全第一を前提とした投資手法
* 今後のREIT投資ではリスクは避けられないという割り切りで、極力高い利回り を追求する投資手法
3)2019年の投資判断で留意するポイント
先行き不透明な状況で、投資家は何を考慮してREIT投資を続けるのかを解説します。
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