●2016年下半期のREIT市場予測と投資の実践
1月末に日銀のマイナス金利政策が発表され、東証REIT指数は一挙に上昇基調に転じました。
一方、株式市場に目を移すと、短期的には反応したものの、一定期間で見ると必ずしも日銀の金融政策によって動いていない節もあります。
そこで、今回は日銀のマイナス金利政策を掘り下げて、REITはその影響をどのように受けるのか、またREIT取引市場での投資実態等から海外資金の動きがどうなるのかを踏まえて、今後のREIT投資に反映するポイントを解説します。
講師の山崎氏は、2000年よりREIT分析を専門に独立系のREITアナリストとして活動しています。
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■セミナー詳細 |
- 日銀のマイナス金利政策とは
その目的と実際の効果を東証REIT指数の動きと投資家別の取引実態から考察します。
@ マイナス金利政策の効果と目的
A REIT市場に与えた効果と不動産価格への影響
B 期間限定のマイナス金利解除後の状況予測
- 新規上場銘柄の動向
2015年は5銘柄の新規上場があり、今年も既に2銘柄の上場が予定されています。
これらの新規上場銘柄をどのように見るかを解説します。
またIPO投資としてどのような考え方で臨めば良いのか解説します。
- REITの投資家動向分析
投資家別の取引実態がどのようになっているのか、そしてその取引の背景は何かを分析します。
- 2016年下半期以降の予測
2016年は考慮すべき要素が多くなっていることと、日銀の金融政策の出口についても論じられるようになるので、下半期の予測は重要です。
そこで以下のケースに分けて2016年の展開予想を解説します。
ケース1: 現状のマイナス金利の幅で年内も続いた場合のREIT市場の動向
ケース2: 更にマイナス金利幅が拡大した場合のREIT市場の動
ケース3: 日銀の国債購入は続くものの、マイナス金利が解除された場合のREIT市場の動向
- REIT投資の実践
今は2016年下半期と2017年以降も踏まえた投資スタンスが必要となります。
東証REIT指数が1,850〜1,900ポイントの水準は天井状態だと言えますので、この水準では手を出さないことが賢明です。
一方、どの相場が買いのタイミングなのか、そしてこのような市場状態の中での銘柄選別のポイントは何か等を、具体的に銘柄のデータを使って絞り込みます。
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