●2016年のREIT市場予測と投資の実践
2015年のREITの動きは比較的大きな変動を示しました。東証REIT指数は1月16日に1,990.45ポイントに達しましたが、ここをピークとして9月8日には1,509.63ポイントまで下がり、直近の10月末は1,730ポイント前後で推移しています。
REIT相場は、マクロ経済の動向や財政政策の影響等様々な因子によって上下しますが、配当型投資商品であるREITは、あくまでも中長期保有前提で投資を考えるべきです。
従って、REITの実態を観察し「中長期保有に耐えうる銘柄」を「どの水準」で投資するかがREIT投資の要諦になります。
今回は、2016年に向けて銘柄を選別抽出したインデックス投資について解説を行います。
講師の山崎氏は、2000年よりREIT分析を専門に独立系のREITアナリストとして活動しています。
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■セミナー詳細 |
- 2015年のREIT動向分析
@ REIT相場を左右する因子と東証REIT指数との動きを比較しながら、2015年のREIT市場の動きを分析します。
A 増資と物件取得による今後の影響
2015年に入って既に27銘柄が31件の増資を実施又は発表しています。そして2015年のREITの保有資産額は物件取得によって1.7兆円の純増になっています。
現在の金利相場等を考慮すると、この増資と物件取得が今後どのような影響をもたらすのかが非常に重要な要素になりますので、この点について解説します。
B 新規上場銘柄の評価と分析
* サムティ・レジデンシャル投資法人
* ジャパン・シニアリビング投資法人
* いちごホテルリート投資法人
- 主要投資家の動向分析
2015年の投資口取引とREITの主要投資主の変化をデータを使って解析し、投資口取引の実態を明らかにして、エクイティ構造からREITを分析します。
- REITのデット構造の考察
将来の金利上昇を想定すると、REITのデット構造や財務内容によって銘柄別の特徴を知ることが重要となります。
そこでデット構造と財務内容の銘柄比較を通じた解説を行います。中長期的視点での銘柄選別に活用して下さい。
- 2016年の動向予測
2016年は、グローバルマクロ経済動向、国際地政学的リスク等予測し難い要素もありますが、REITに最も大きな影響を与えるのは長期国債利回りの推移です。
日銀の財政政策が何時まで続くのか、何れは中立に戻らざるを得ないのは必至なので、金利水準の動向予測からREITのパフォーマンスの変動を考察します。
@ 金利上昇によってREITの予想分配金利回りはどの程度変化するか
A 金利上昇によって投資口価格はどう動くか
B 投資セクター別の動向予測
- REIT投資の実践
2015年下半期のREIT相場は、東証REIT指数が何度か1,600ポイントを下回る水準を実現し、その都度投資のタイミングが訪れています。
今後も1,600ポイント以下の相場が生じるでしょうが、全体としてみればかなりの幅で変動すると想定されます。
このような相場の動きの中で有効な投資パターンを解説します。
@ 相場がある程度の幅で上下する時は、インデックス投資が基本的な投資スタンスです。現在のREIT市場は銘柄毎の違いを意識せずに一律に投資口価格が上下しますので、東証REIT指数をインデックスとした投資を解説します。
A 平均予想分配率は現在3.7%前後なので、今後の妥当な利回り水準と変動を想定した上で、投資タイミングを決定します。
B インデックス投資とはいえ、個別銘柄を一律に揃えたインデックス投資では中長期投資でのパフォーマンスが悪化しますので、銘柄選別が必要です。銘柄の抽出根拠と銘柄の特徴を解説し、具体的な投資ポートフォリオを解説します。
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