●2015年のREIT市場予測と投資の実践
日銀の追加金融緩和政策によって、東証REIT指数は1,700ポイントを超える水準に達しました。前回(6月・7月実施)のセミナーで解説したように、このような事態は織り込み済みですが、今後はこのまま一直線に上昇する訳ではなく、遅くとも12月中旬以降から来年に掛けて調整する可能性が高いと予測しています。そして今後のREIT相場は、大きな振幅を伴わず、小幅でかつ比較的短期間で変動すると予想しています。
またREITの運用動向では、年末に掛けて新規上場が活発となり、REIT市場は新たなステージに上る局面にあります。
このような環境下、今回のセミナーでは、2015年以降のREIT市場の方向性や、投資口価格の動き、そしてそれらに対して投資家はどのような投資態様が必要になるのかを、投資家のパターン別に分けて解説します。
講師の山崎氏は、2000年よりREIT分析を専門に独立系のREITアナリストとして活動しています。
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■セミナー詳細 |
- 2014年のREITの動向を分析する
@ 東証REIT指数で見る投資口価格の分析
マクロで投資口価格の動きを分析し、中長期視点から2014年はどのような年であったのか。
A 個別銘柄動向、増資の評価
2014年は既に25件の増資が行われ、外部成長を果たしたが、これらは投資家にとってどのような果実をもたらしたのか、そして増資をどのように評価すべきなのか。
B 新規上場銘柄の評価と分析
* インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人
* 日本ヘルスケア投資法人
* トーセイ・リート投資法人
* 積水ハウス・リート投資法人
- 2015年上半期の動向を予測する
@ 投資口価格はどう動くか
2015年前半は、REIT相場の落着点を探す動きが強まると予想される。どのような水準になるのか、そして銘柄別の行方はどうなるのか。
A 投資セクター別長期動向の予測
REITは様々な不動産用途を投資対象としているので、用途セクター別の中長期動向を予測する。今後の不動産需給を予測し、売買市場及び賃貸市場はどのように変化するのか。
B 分配金の水準、予想分配金利回りの今後の推移
増資による物件取得や賃料改定による増額に伴い、2015年以降の分配金の水準はどう変化していくのか。
個別銘柄の収益動向とその変動要因を把握し、銘柄選別の根拠とする。
- REITの主要投資家の動向分析、追加金融緩和の影響
2014年下半期に投資家はどのように動いたのか、そして2015年以降にその動きがどのように変化するのかを、主要な投資家の過去の動きから探り予測する。
また、日銀の量的緩和による景気刺激策は、REITにどのような影響をもたらすのか、そしてREIT全体の動向は中長期的にどうなるのか。
- REIT投資の実践
2015年からのREIT投資は、投資家別に異なった対応が必要になり、特に既にREIT投資を行っている投資家は、新たな視点と判断基準を持たなければ投資が難しくなるので、既投資家向けの投資判断ポイントについて解説する。
またREITに初めて投資する投資家は、現在の市場状況のみに目を奪われていると誤った判断を下す事になりかねないので、中長期視点での投資態様について解説する。
@ 既投資家向けにポートフォリオの改善と銘柄絞込みをより具体的に且つ実践的に解説する。
A 2012年以降上場の新興銘柄を中期的視点で改めて見直し、投資ポートフォリオに生かすにはどうするのか。
B 2015年は銘柄選別能力を高めれば中長期で面白い投資も可能なので、多少リスクを取れる投資家に向けて具体的な解説を行う。
C REITの新規投資ではIPO投資が常道だが、果たして2015年以降はどうなるのか、IPOの対応を解説する。
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