●今後のREITの運用戦略と財務分析考察
現状の東証REIT指数は1,000ポイントを下回る水準まで低下していて、恐らく暫くは1,000ポイント前後で推移するであろうと予想されます。
この状況は全てがREIT運営側の問題ではありませんが、現実は受け入れざるを得ません。
然しながら、このままREITが何もしなければ、当分回復の見込みがなく、何れは投資家の離反が起こり、市場は縮小してしまう可能性もあります。
更にREITが長期低迷に陥ると、不動産市場は深刻な打撃を蒙り、その影響は金融機関の不良債権の増大や企業のバランスシートを傷付け、マクロ経済にもダメージを与えます。
従って、現下の状況はREIT業界だけに限らず、金融機関にとっても大きな問題であるという認識が必要です。
そこで今回は、REITにとって今どういう展開が必要なのか、今後の見通しを予測し何がキーポイントになるのかを考察します。
また金融機関の融資姿勢や審査基準のガイドラインの見直しについても言及致します。特に、財務指標を目安とした融資審査について、改めてREITの特性を踏まえた考察を行い、借り手と貸し手双方が合理的な目標を共有し、スムーズな融資環境を整えることが必要だと考えますので、REITを題材とした財務分析のあり方についても考察します。
講師は、REITアナリスト 山崎成人。
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■セミナー詳細 |
- REITの収益予測と今後の戦略
@ REITの収益予測
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A 投資家比率の目標値設定と、既存投資主のインセンティブの明確化
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REITの財務データを活用し、財務分析のポイント解説、変移の背景を考察し、問題点と改善点を解説、改善目標設定とアクションプランを策定する。
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