●個人投資家のためのJ-REIT講座 <基礎から実践へ>
〜今、J-REIT投資をどのように考え行動すべきか〜
2001年9月に2銘柄で誕生したJ-REITは、発足当初は個人投資家の高い支持を得ましたが、その後投資口価格の上昇とともに、投資主に占める個人投資家の比率は減少してしまいました。
そして、投資口価格が下落に転じ配当率が上昇を始めた2007年から再び個人投資家の動きが活発となり、直近の市場取引シェアも外国法人に次ぐ第2位の位置にあります。
しかしながら投資家から見ると、REITの投資口価格の動きが今一つ掴めず、何を根拠として動いているのかも定かではありません。またキャピタルゲイン投資とインカムケイン投資の見方の切り分けも十分とは言えません。
このようなモヤモヤとした環境の中で投資家は動き始めていますので、これらを少しでも明らかに出来ればと思い、今回は個人投資家を対象にしたREITセミナーを開催致します。
これまではREITの資産運用会社が参加するREIT説明会や、機関投資家やプレイヤー向けの専門実務セミナーを定期開催しておりましたが、 REIT説明会を通じて個人投資家向けセミナーの要望を多く頂き、また専門実務セミナーに参加される個人投資家の方も増えてきましたので、今回開催する運びとなりました。
なるべく平易に且つ要点を絞った内容にしたいと考えていますので、この機会に多くの個人投資家の方々にご参加頂ければと思います。
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■セミナー詳細 |
【ステップ1】 基礎編 (REITの現状をデータを使って解説)
- REIT市場の取引動向
今までのREIT市場の取引動向を、東証の「投資部門別売買動向」データから分析して解説します
- 投資口価格の動き
東証REIT指数での動きとTOPIX1000、そして長期国債利回りとの動きを見ながら、投資口価格の動きを分析しその実態を解説します
- 不動産賃貸市場の動向
REITが公表しているヒストリカルデータを、用途別・地域別に集計分析し、現在の状況を客観的に把握出来るよう解説します
【ステップ2】 現状把握編
(関係プレイヤーがどのように考え、どのような行動を取っているのか)
- 資産運用サイドの動き
(1)合併について
昨年からREITの合併が行われるようになりましたが、この合併の動きは何を目的としているのか、そしてエクイティ投資の視点ではどのように見れば良いのかを解説します
(2)外部成長について
昨年暮れから一部銘柄で資産の取得と増資が再開されましたが、この動きをどう見れば良いのか、そもそもREITにとっての外部成長とは何かを解説します
- 投資家の動き
(1)銘柄の投資口価格序列やセクター(不動産用途)による評価差は何処から生じているのか
(2)海外投資家は日本の不動産をどう見ているのか
- 不動産の動き
(1)不動産価値について
不動産市場では不動産価値をどのように見ているのか、どういう基準で価値を算定しているのか、 そして投資では不動産をどのように見るのが正しいのかを解説します
(2)経済動向との関連について
以前は不動産は景気に対して遅行性を持っていると言われていましたが 果たして今日でも同じなのか、そして不動産に影響を与える因子は何かを見ていきます
【ステップ3】 実践編 (REIT投資をどのように考え行動すべきか)
- REIT投資の原則とチェックポイント
まず原則の再確認をし、その上でいくつかのチェックポイントを解説します
- インカムゲイン投資の見方
REITをインカムゲイン重視で判断を行う場合、どのような考え方で組み立てていけば良いのかを解説します
- キャピタルゲイン投資の見方
本来インカムゲイン投資商品であるREITをキャピタルゲイン投資で見ると、普通の見方では投機的になってしまいます。
そこで、投資の範囲内で行うにはどのような見方・考え方が必要なのかを見ていきます
- REITの将来性
REITはこれからどうなるのか、どういう可能性を秘めているのかを解説します
【質疑応答】
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■受講料支払方法
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申込受付後、受講料お支払い方法をメールにてお知らせ致しますので、指定口座にお振り込み下さい。
御入金確認の上「セミナー受講票」をメール送付致します。
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■申込
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